2024年問題の打開策となるか?「モーダルシフト」とは?
「モーダルシフト」とは、
長距離の輸送手段をトラックから船舶又は鉄道に切り替えること です。
2030年には、トラックによる輸送量が30%以上減るおそれがあると言われています。
そこで、政府「国土交通省」が進めている施策に「モーダルシフト」があります。
◆「モーダルシフト」
・出荷元から納品先までの長距離を1台のトラックで数日かけて運んでいた積み荷を、そのルート幹線になるところに港や鉄道を使い、納品先近くの拠点まで運び、再びトラックで輸送するシステムです。
◆メリット
・フェリーや鉄道の利用により
ァ トラックの二酸化炭素(CO2)の排出量の削減できる
鉄道利用で91%、船舶利用で80%のCO2が削減できるといわれています。
イ 時間外労働の減少につながる(ドライバーが船の中で休息ができる)。
つまり「働き方改革」につながる→「年間時間外労働時間960時間の達成」
ウ 「トレーラー」のみを船に積み込む「ドレージ」といったシステムを採用することで、上記ァやイの実現が可能となる。
◆現在、国土交通省では、関東圏と関西圏を結ぶ「東海道フェリー」構想も検討されているとのことです。