家族信託の30年ルールとは?
・家族信託では、二次相続や三次相続まで想定して信託期間の指定ができる「受益者連続型信託」が存在します。
・ただ家族信託は信託契約が設定された時から30年を経過すると、その後に利益を利益を受け取る人が死亡すると、そこで終了となります。
・つまり、この場合、「利益を受け取る権利」を引き継ぐことはできません。
・例えば、①最初に受け継ぐ人、②2番目に受け継ぐ人、③3番目に受け継ぐ人(30年経過している)がいるとして、③の人が亡くなると次の④4番目の人は「利益を受け取る権利」を引き継ぐことはできないということです。