お知らせ

「建設キャリアアップシステム」とは? そしてそのメリットとは?

建設キャリアアップシステムとは


平成31年4月から本格運用が始まった、技能者の資格、社会保険加入状況、現場の就業履歴等を業界横断的に登録・蓄積する仕組みのことです(建設キャリアアップシステムの運営協議会が、システムの構築及び運営に向けた具体的な検討を行っています)。


当システムの構築の背景には、現場の急速な高齢化と若者離れという現象及び課題があります。
技術者の技能と経験に応じた適正な評価や処遇を受けられる環境を整備しなければならないことから、技術者の資格から現場の就業履歴等が登録・蓄積される当システムが構築されることになりました。

メリットは

 ◆建設業者にとって⇒現場管理の効率化が図られることになります。
  社会保険の加入状況等の確認の効率化、書類作成の簡素化・効率化、建設業退職金共済制度関係事務等の効率化が図られていきます。


 ◆技能者にとって⇒処遇改善につながります。
  例えば、技能や経験の簡易で客観的な蓄積が行われることで、どこの現場でも共通のルールで自動的に就業履歴が蓄積できます(具体的な手続きとしては、建設キャリアアップカードをカードリーダーにかざして行われます)。


 ※具体的な手順は、建設業者と技能者の両者が情報の登録を行い、IDを取得します。技能者は登録完了後に「建設キャリアアップカード」を入手することができます(現場では、インターネット環境とパソコン等、カードリーダーの設置が必要です)。
 

 建設業許可関係のNEWS掲載はこれで終了致します。ありがとうございました。